生活習慣病(高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満症など)は、それぞれが独立した別の病気ではなく、肥満(特に内臓に脂肪が貯蓄した内臓脂肪型肥満)が原因であることがわかってきました。
このように、内臓脂肪型肥満によって、複数の生活習慣病が合併している状態を「メタボリックシンドローム」といい、治療の対象として考えられるようになってきました。
メタボリックシンドロームの状態を放置しておくと、動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の危険性が高まります。
内臓脂肪貯蓄のマーカーとしてウエストが男性:85cm、女性:90cm以上は「要注意」とし、
の3項目のうち、2項目以上を有する場合をメタボリックシンドロームと診断すると規定しています。
メタボリックシンドロームは生活習慣に密接に関係しています。生活習慣を少しだけでも改善するだけで、内臓脂肪を減らし、メタボリックシンドロームを防ぐことができます。
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